海外反日馬鹿外人のヘイトスピーチの定番、”日本の歴史書・歴史教科書は不都合な事実を書いていない”という歴史修正主義・否認主義・プロパガンダに対抗するためのページ。
英語で言うべき事を日本語で書いていたりします。これをとっかかりに情報を集めて各自反論活動に活かせると幸いです。Japanese Education / 日本の教育@Le Salon d'Emmanuel Chanel で関連の話をしています。
慰安婦問題・南京・侵略戦争などで反論している人間に、日本の歴史教育が間違っているとかいう奴は、実際に何をどう教えているのか教科書も制度も何も知りもせず、嘘報道や聞きかじりの 日本 = 悪 のイメージで言っているものと見てまず間違いないので、日本人全体に対する人種的中傷である事は論を俟たず、ヘイトスピーチ認定して問題なし!
この壁画の写真は、以下引用元の http://motosuke.net/jhistd/jhist1_1_3_1.htm にも掲載されています。1996年度利用開始の”小学社会 6年上”(大阪書籍)および1997年度利用開始の”中学生の社会科 日本の歩みと世界(歴史)”(日本文教出版)に掲載され、実際の日本兵の描写としておかしい事や、元写真から、華北なのに華南の広西学生軍の銘が書いてあるのを教科書では隠してある点、描写されている残虐行為の様式が日本ではなく中国の凌遅の刑のものである事などで、大問題になりました。(”自虐史観の病理”藤岡信勝著他)
左の挿し絵は、後ろ手に縛った女性の乳房を兵士が短刀でえぐり血が流れている図である。兵士の足下には赤ん坊が転がっている。とても陰惨な写真である。しかしこれは、『1996年春から使用された大阪書籍の小学校社会科教科書と、1997年春から使用開始された日本文教出版の中学歴史教科書には、それぞれ、「日本軍の残虐さを批判する壁画」、「日本軍の残虐行為を伝える中国の壁画」と言うキャプション付きで、華北地方の民家の壁を塗りつぶして大きく描かれた・・壁画の写真が掲載されました。』(新しい歴史教科書をつくる会の会報『史(ふみ)』平成11年5月号「教科書二社”乳房切り残虐壁画”を削除」藤岡信勝副会長当時)。なんとこれが小学校の教科書に載っていたのである。文部省が認め、採択されていたのだ。(前掲リンクより。)
壁画自体は、上の2社に上の期間載っていただけであっても、これが教科書検定を通っていた事から、検定制度が日本の教科書から不都合な記述を撥ねているとすると成り立たない、象徴的な事件です。また、後述の慰安婦強制連行捏造はかつて書かれており、また、南京大虐殺は今も書かれている事から、日本の歴史教科書が不都合な歴史を消し去ってきたなどとは到底言えるものではなく逆にそのような妄言をする人達が、このような日本の歴史教科書の記述を歴史から消し去ってきた歴史否認主義者だと言えます。その上、検定では学界の通説以外のものを撥ねる事になっている点も考え合わせると、日本の歴史書が日本に不都合な事実を無視しているという話も、事実を無視した人種的中傷、歴史否認主義である事がわかります。
藤岡信勝教授は”自虐史観の病理”でも、海外メディアにこのプロパガンダ壁画が教科書に載っていると見せ、効果的だった旨記述しています。報道されていなかった、知らなかったという言い訳は通用しません。
ネットであると確認出来たものを載せていますが、他にもあるかも知れません。とっかかりとしては、CiNii 図書 - 小学社会 や CiNii 図書 - 中学生の社会科 : 歴史 : 日本の歩みと世界で所蔵館を探すのが良さそうですが、宇都宮大学の附属図書館のように、OPACとは別に目録(リンク切れ。魚拓)を出していた例もあります。
北海道教育大学 / 北海道大学 / 宮城教育大学▲ / 宇都宮大学 / 筑波大学△ / 東京学芸大学 / 公益財団法人教科書研究センター附属教科書図書館 / 東書文庫(複写不可) / 愛知教育大学▲ / 名古屋大学△ / 岐阜県総合教育センター(図書資料室、ソース) / 福井大学 / 滋賀大学▲ / 奈良教育大学▲ / 京都教育大学 / 大阪教育大学 / 大阪府教育センター(複写不可) / 帝塚山大学△ / 神戸大学(人間科学図書館) / 兵庫教育大学 / 広島大学▲ / 下関市立大学△ / 鳴門教育大学 / 香川大学 / 愛媛大学 / 福岡教育大学 / 九州大学▲ / 長崎県立大学△ / 鹿児島大学 /
▲:大阪書籍 ”小学社会 6年上”の収蔵のみ確認。 | △:日本文教出版の”中学生の社会科 日本の歩みと世界(歴史)”の収蔵のみ確認。
各社の教科書を読む 歴史編4. 虚構の「南京事件」が消えた自由社教科書より
「南京事件」(南京大虐殺)が教科書に初めて記述されたのは昭和50(1975)年のこと。2社が高校日本史教科書に記述したのが最初である。
「南京事件」が教科書に初めて登場してから40年。南京事件を全く書かない歴史教科書が“復活”した。
教科書改善の旗印の下、「新しい歴史教科書をつくる会」は過去4度、「南京事件はなかった」との立場で教科書検定に挑み、「なかった」との主張があることを記述してきたが、文科省は一貫して「南京事件はあった」との立場であり、検定段階で「あった」と読めるような記述への書きなおしを余儀なくされてきた。
今回、「つくる会」は従来の方針を転換し、自由社は南京事件について一切書かず、この度の文科省の検定に合格した。「南京事件」は学習指導要領で定められた記載が必須とされている事項ではないため、書いていないものを書けとは文科省も言うことができない。自由社が「南京事件」を書かなかったことで画期的な歴史教科書が誕生した。
自由社以外の7社は従来どおり「南京事件」を記述している。その7社も「南京大虐殺」、「国際法に反して」などの用語を用いて日本の加害をことさら強調して記す<清水書院・東京書籍・学び舎>と表現を若干穏当にした<育鵬社・教育出版・帝国書院・日本文教出版>に2分類できるが、いずれにしろ「犠牲者数はともかく事件はあった」との立場であることに差異はない。
これで検定に合格し、つくる会(自由社)の中学歴史教科書は、南京大虐殺が記述されていない唯一の教科書となりました。実際に教育事務所で、2016年度から使われる分はすべて見本版を見て、つくる会のもの以外は小学6年生の社会科教科書も含め書いてあるのも確認済みです。それらの事から、検定で南京大虐殺に言及する場合、なかったと書くと逆に通説でないとして撥ねられており、他の中学歴史教科書には書いてある事もわかります。(前回2010年検定の中学社会科歴史教科書については社会科(公民・歴史) 教科書比較(自民党 政務調査会 文部科学部会)を参照のこと。)
また日本国内の議論の状況を説明した ejcjs - The Nanjing Incident: Recent Research and Trends 、およびそこに書かれている大虐殺派の日本語参考文献の存在自体、南京大虐殺論争が政府の検閲なく行われている事の証明です。検定制度が完全で、教科書が絶対であるとみんなが思っているならば、むしろ、南京大虐殺否定論が論壇で有力な説になる事こそあり得ません。
「慰安婦」問題の教科書掲載に関する質問主意書(提出者:高市早苗)に、平成9年度(1997年度)から利用されていた中学校社会科の歴史教科書に慰安婦に関する記述が言及されているのを引用します。(「慰安婦」問題の教科書掲載に関する再質問主意書 平成九年十一月二十一日提出 質問第一三号もあります。)
本年度より使用されている中学校社会科・歴史の教科書に、第二次世界大戦下における日本軍の「慰安婦」に関連する記述がある。これらの記述と義務教育諸学校教科用図書検定基準(平成元年四月四日・文部省告示第四十三号)との整合性につき、以下の事項について質問する。
(中略)
二 「第三章 各教科固有の条件〔社会科(「地図」を除く。)〕」について
「二 選択・扱い及び組織・分量」において、「(四)未確定な時事的事象について断定的に記述しているところはないこと。」とされている。
日本書籍 「慰安婦として従軍させ」(二六四ページ)
東京書籍 「従軍慰安婦として強制的に戦場に送りだされた若い女性も多数いた」(二六三ページ)
大阪書籍 「朝鮮などの若い女性たちを慰安婦として戦場に連行しています」(二六〇~二六一ページ)
教育出版 「多くの朝鮮人女性なども、従軍慰安婦として戦地に送り出された」(二六一ページ)
清水書院 「朝鮮や台湾などの女性のなかには戦地の慰安施設で働かされた者もあった」(二五九ページ)
日本文教出版 「慰安婦として戦場の軍に随行させられた女性もいた」(二五二ページ)
右各社の記述(傍線部)は「未確定な時事的事象について断定的に記述」したものとして明らかに不適と考えるが、政府の見解を問う。
1997年から使われていた中学社会科の歴史教科書に従軍慰安婦が書かれていた事がこれによりわかりますし、新しい歴史教科書をつくる会|「強制連行」「従軍慰安婦」に関する各社教科書記述調査(2014年9月調査)でも、かなりの数の高校教科書で、慰安婦について強制連行されたとする記述がある事実が示されています。
また、慰安婦強制連行自体の反論には、韓国大法院の1966年の判決を見せると効果的でしょう。(コピペしてそのまま使えるように加工。)
>[Summary of Decision]
>
>In general, because you refer to a woman to comfort means a household word in prostitution and that the law prohibits prostitution on the premise that you can continue to comfort the 35-year-old who lost money due to an accident that damages someone else's wrongdoing There can be based on the revenues continue to get this offense is calculated as:
The quote of the Google Translation of this: http://www.law.go.kr/precInfoP.do?precSeq=153273 https://archive.today/oRyWO https://web.archive.org/web/20150427041005/http://www.law.go.kr/precInfoP.do?precSeq=153273
Google Translation: https://translate.google.co.jp/translate?hl=en&sl=ko&tl=en&u=http%3A%2F%2Fwww.law.go.kr%2FprecInfoP.do%3FprecSeq%3D153273 https://archive.today/jURWK
• If you saw the Google Translation of that URI by yourself, you see the string "sex slave". But their original words are all 위안부(慰安婦, Comfort Woman).
Japan’s History Textbook System: Creation, Screening, and Selection で教科書制度が英語で解説されています。検定制度は左翼には歴史教科書の検閲として批判されていますが、海外反日馬鹿外人は、検定を歴史書全てへの検閲と拡大解釈したりしていそうです。(逆に検定が歴史教科書を検閲するだけだと思い込んでいる者もいそうだが…)
英会話教室などの英語教師やALTをしながら、教科書を確認せず、それ以前にどこを確認すべきかも分からず、そもそも日本語自体も読めないのに、この種のステレオタイプなヘイトスピーチをする人も多いです。日本人と結婚して子供が日本の学校に行っている例すら見受けられます。たとえば、 An ALT in Tanabe City copied stereotypical false accusation against Japanese education system. など。それで、そのような者が住んでいる地区や子供の学校の教科書について何か言った時に照合出来るよう、採択教科書の調べ方について有用なリンクを貼っておきます。
教科書会社は、教師向け・一般向けに、教科書についてさまざまなネット資料を公開しており、そこからかなりの事がわかります。
教科書 | 調べ方案内 | 国立国会図書館で古い教科書が所蔵されている図書館を確認できます。現在使われているものや、前回検定を通った分は、近くの教科書センターや教育学部のある国立大学の附属図書館などで見る事が出来ます。
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